研修課程 | アドバンスB |
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受講条件 | 受講時点で 入門編T座学・U実技、ベーシックT座学・U実技 を修了していること (アドバンス@〜Bの受講順序はありません) |
日 程 | 2025年 3月 22日 (土) 〜 23日 (日) |
会 場 | 清泉クリニック整形外科 東京五反田(品川区東五反田2-3-5 五反田中央ビル2F) |
講 師 | 嵩下 敏文(株式会社創生 代表取締役) |
定 員 | 30名(実技検証の有効性を高めるため最小催行人数を5名とします) |
参加費(税込) | 早期申込割引 20,000円(3月15日まで)/通常参加費 25,000円 |
『…いったい、慢性疼痛疾患患者の上肢機能障害像は、
どのような物理的プロセスを経て形成されていくのか?…』
その答えをSpine Dynamics理論によって立案された全体論的臨床推論を基に、論証(座学)と検証(実技)を行うのがアドバンスコース(@、A、B)である。加えて、効果的な筋力トレーニング法、座位・立位・移動の姿勢動作改善法、身体重心補正法を各コースで紹介する。
疾患形成プロセスの全体論的臨床推論は、患部機能(筋力・可動域・構造)の障害形成に関わる患部外機能的因子を身体機能全体のルールから導き、患部外因子を治療対象とし、推論の正確性を検証するものである。全ての疾患障害像は、それぞれ特徴のある「型にはまった機能障害像」を有している。そのため、その成因プロセスも「型にはまった力学的プロセス」を有している疾患が多い。加えてほとんどの疾患の原因仮説は身体運動「第一のルール」の「柔性障害」に起因していることから、全ての疾患プロセスは「身体柔性障害」を最上位機能因子してツリー状に表される特徴がある。以上より、全体的臨床推論の立案は容易であり、高い確からしさの推論となる。
アドバンスBは、姿勢・動作における体幹機能の役割(Spinal Engine & Buffer )と、肩こりや特異性および非特異性腰痛における脊柱弯曲機能の特徴を学び、体幹の疾患における全体論的臨床推論を立案する。加えてアドバンスBでは、身体重心補正のコントロール法を学ぶことで、身体全体のパフォーマンス向上に直結した治療技術を習得できる。
当ホームページ内の 「コミュニケーション広場」(無料登録)内で議論されている 「Spine Dynamics 療法を語りましょう」(過去スレッドと現スレッド)の討議を事前に通読していただけると講演内容の深い理解が得られます。お時間が許される先生は、是非とも事前学習をお願いいたします。