◆◇━━━━━◇◆ 心と体のリハビリテーション研究会 ◆◇━━━━━◇◆        〜*−*〜 KOKO-KARA Information 〜*−*〜              第49号:2014.12.28      VDT症候群とブルーライトによる身体的影響について(2)            http://www.koko-kara.info/ ◇◆◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆◇   「KOKO-KARA Information」は、心と体のリハビリテーション研究会が主催  した研修会・講演会等に参加された方、ホームページからメルマガの配信を  希望された方に月1〜2回、無料で情報を配信するものです。 CONTENTS〈目次〉───────────────────────────  ■ VDT症候群とブルーライトによる身体的影響について(2)  ■ Spine Dynamics 療法特別研修会  ■ Spine Dynamics 療法研究会(スパイン研)  ■ Spine Dynamics 療法認定制度  ■ 心と体のリハビリテーション研究会の facebook 好評配信中!  ■ 求む! 特別研修会 地域世話人  ■ 編集担当者からの一言 ───────────────────────────────────     ■ VDT症候群とブルーライトによる身体的影響について(2) ■ ───────────────────────────────────   前回は VDT症候群とブルーライトが身体に与える影響について説明しまし  たが、今回はパソコン・携帯端末使用上の留意点と対処法についてご紹介し  たいと思います。   第一に、『正しい姿勢と、目の保護』です。   正しい姿勢は身体負担を軽減することも目的ですが、目の保護のためにも  重要なことです。背筋は正しく、画面と目との距離は40cm以上離すこと・視  線の角度はやや下向きで顎を引き、ディスプレイに光が反射しない角度で使  用するようにしましょう。視線を下向きにすることで、目の周囲筋はリラッ  クスし、乾燥も予防できます。また、反射防止型ディスプレイやメガネ使用  (適切な度のもの、ブルーライトカット)も負担軽減につながります。   第二に『室内環境を整える』ことです。   できるだけ明暗のコントラストを少なくし、まぶしすぎないよう配慮する  ことも大切ですし、室内の乾燥にも気を配ることも大切です。   第三に『疲労を溜めこまない』ことです。   1時間ごとに10〜15分程度の休憩をとることや、適度な運動により身体の  血流増加を促すこと(目のマッサージなども効果的)も重要でしょう。   また、ドライアイ、緑内障の人は症状が悪化する危険性もあるため十分な  注意が必要です。異常を感じた場合は、早期に医師に相談することも視野に  入れた方がよいでしょう。   痛みを一時的に和らげる方法として「4・7・8呼吸」という呼吸法があ  ります。この呼吸法は、世界の統合医療の第一人者である米国のアンドルー  ・ワイル博士が提唱したもので、誰でも簡単にできる痛みの軽減法として広  く取り入れられています。方法は以下のとおりです。  1)鼻からゆっくり4秒かけて息を吸う。  2)吸いきったところで、7秒間息を止める。  3)その後、口から八秒かけてゆっくり息を吐く。    (息を吸うときよりも、吐く時間を長くするのがポイント)  4)1)〜3)を4〜5回くり返す。  これを1セットとして、1日に4〜5回行う。   この呼吸法は、自律神経の働きを自分でコントロールすることができる呼  吸法といわれています。ゆっくりとした長い呼吸をくり返すことで交感神経  の活動を抑制し、副交感神経の活動を促します。副交感神経の働きが優位に  なることで筋肉の緊張は和らぎ、血液の循環が促され、発痛物質の除去につ  ながります。この呼吸法は多くの痛みに対して効果があることもわかってい  ます。   呼吸法のみで痛みを解消することはできませんが、通常の治療と併用して、  実践してみてはいかがでしょうか。 ───────────────────────────────────          ■ Spine Dynamics 療法特別研修会 ■ ───────────────────────────────────   慢性疼痛疾患に対し、多くのセラピスト達が「患部のみの治療では完治し  ない」と感じているのではないでしょうか。世界的にも、慢性疼痛に対する  客観的評価法及び保存治療法はいまだ確立されておらず、現場では対症療法  が中心にならざるを得ません。   そこで我々は、患部を何らかの機序で発生した『結果』と捉えることで、  真の慢性疼痛疾患治療が実践できることを提唱します。慢性疼痛疾患の治療  では、身体のメカニカル及び反射的な両要素の因果関係を解き、根因となる  問題点を改善する必要があります。   本講演では、筋出力(作用力)と反作用力を緩衝する脊柱弯曲機能の関係  を、実技デモや多くの動画を用いて、分かりやすく説明します。  ◇ 会場・期日    宮 崎: 1月11日〜12日 宮崎リハビリテーション専門学校    郡 山: 1月17日〜18日 郡山健康科学専門学校【満席】    福 岡: 2月 7日    福岡リハビリテーション専門学校    熊 本: 2月 8日    介護老人保健施設ケアセンター赤とんぼ    福 岡: 2月14日    麻生リハビリテーション大学校【残少】    福 岡: 2月15日    麻生リハビリテーション大学校    福 岡: 3月14日    福岡リハビリテーション専門学校    福 岡: 3月15日    福岡リハビリテーション専門学校    別 府: 3月21日    しん整形外科  ◇ 内容の詳細・お申し込みはホームページで!    http://www.koko-kara.info/seminar/index.html  ◇各会場ともお申込みが大変多くなっています。   受講がお決まりの方は、お早めにお申込みいただくことをお勧めします。 ───────────────────────────────────       ■ Spine Dynamics 療法研究会(スパイン研) ■ ───────────────────────────────────   2013年10月17日に発足した「心と体のリハビリテーション研究会」の下部  組織であるSpineDynamics療法研究会、通称「スパイン研」。   SpineDynamics療法を実践するスタッフが、臨床でのSpineDynamics療法の  経験をより多くのセラピストにお伝えし共に研鑽を励む研究会として発足し  ました。   少人数でのセミナーを開催し、少しでも多くの方にSpineDynamics療法を  知って頂きたい、理解して頂きたいと複数の講師がそれぞれの視点から  SpineDynamics療法を論じています。  <開催日:場所>  ・1月18日(午前):三島(静岡)実技研修会 〜胸郭・肋椎関節〜【残少】  ・1月18日(午後):三島(静岡)実技研修会 〜仙腸関節〜【残少】  ・1月18日:鹿児島セミナー 〜脊柱の回旋〜【残少】  ・1月24日、25日:別府地域研修会 〜脊柱の回旋回・屈伸・側屈〜【残少】  ・1月25日:広島地域研修会 〜胸郭・肋椎関節〜【残少】  ・1月25日:東京セミナー 〜脊柱の回旋〜【満席】   スパイン研公式Facebookサイト   http://www.facebook.com/spineken  ◇ 内容の詳細・お申し込みはホームページで!    http://www.koko-kara.info/spine-ken/index.html  ◇各会場とも参加人数に限りがあります。   受講がお決まりの方は、お早めにお申込みいただくことをお勧めします。 ───────────────────────────────────          ■ Spine Dynamics療法認定制度 ■ ───────────────────────────────────   Spine Dynamics療法認定とは、心と体のリハビリテーション研究会が、  Spine Dynamics療法の普及と発展を通じ、セラピストの育成と患者様や利用  者様の QOL向上に寄与するため、Spine Dynamics療法の理論と実践に基づい  たケアサービスの提供ができる施設およびセラピストを認定し、登録するも  のです。   Spine Dynamics療法認定制度には、Spine Dynamics療法を実施する施設を  認定・登録する「Spine Dynamics療法実践施設」と、セラピストを認定・登  録する「Spine Dynamics療法セラピスト」(認定資格および上級認定資格の  2段階)があります。認定施設および認定資格セラピストは、当ホームペー  ジで公表いたします。   認定制度の詳細および申請方法は、ホームページをご覧ください。   http://www.koko-kara.info/certified/index.html ───────────────────────────────────   ■ 心と体のリハビリテーション研究会の facebook 好評配信中!■ ───────────────────────────────────   心と体のリハビリテーション研究会の facebook サイトでは、各種講演会  ・研修会のお知らせやその様子をタイムリーに発信しています。   また、研究会ホームページ(掲示板)に書き込めないつぶやきや、ちょっ  とした質問など、どしどしご投稿ください。    facebookサイト http://www.facebook.com/kokokaraken ───────────────────────────────────          ■ 求む! 特別研修会 地域世話人 ■ ───────────────────────────────────   この度、「心と体のリハビリテーション研究会」では、「姿勢制御アプロ  ーチ」講演会にご参加いただいたみなさまからのご希望により、ご要望に応  じた「特別研修会」を実施することになりました。   そこで、研究会事務局では、上記地区の研修会と同じような企画をしてい  ただける地域世話人を募集いたします。   地域世話人募集に関する詳細はホームページをご覧ください。   http://www.koko-kara.info/seminar/index.html#sewanin    ───────────────────────────────────            ■ 編集担当者からの一言 ■ ───────────────────────────────────   最後までお読みいただいてありがとうございます。   VDT 症候群やブルーライトが身体に影響を及ぼすことを説明しましたが、  決して悪玉だけというわけではありません。パソコンや携帯端末の普及によ  り、生活はとても便利になりました。   これをきっかけに生活習慣の見直しや、上手な使い方をマスターすること  で、より過ごしやすい環境を自ら整えることを心がけてみてはいかがでしょ  うか。   2014年もあとわずかとなりました。本年最後のメルマガとなります。   2015年もみなさまにとってよい年でありますように。 **********************************************************************      − 最後までお読みいただきありがとうございました − 「KOKO-KARA Information」は、心と体のリハビリテーション研究会が主催  した研修会・講演会等に参加された方、ホームページからメルマガの配信  を希望された方に月1〜2回、無料で情報を配信するものです。   ※バックナンバーはホームページに掲載しています。    今後、このようなメールの配信が不要な方は、お手数をおかけしますが、  タイトル欄に「配信不要」とご記入の上、返信してください。  また、アドレスの変更等がございましたら、その旨ご連絡ください。       発 行 : 心と体のリハビリテーション研究会       e-mail : info@koko-kara.info       URL : http://www.koko-kara.info/       facebook: http://www.facebook.com/kokokaraken *********************************************************************